「SIMフリー」「格安sim」をためしてみた
海外に行くことが多くキャリアのスマホでは無駄なことが多い。そこで、国内でも海外でもそのまま使える方法としてSIMフリースマホを活用することにしました。ご存じのように、2015年5月から各キャリアで発売された端末はすべてSIMロックを解除できるように総務省から通達がだされた。これはキャリアに対して消費者が自由に乗り換える権利を持ち、携帯キャリアの競争が促進されるという意味合いです。諸外国では、すでに実施されている国が多かったので、日本も解放されてきたと言えると思います。
「SIMフリー」のスマートフォン使用者が「SIMフリー」携帯を持つ理由（複数回答可）
月額の利用料金を減らす 63.3%
長期の契約を避ける 31.5%
わからない 19.0%
海外で使う 9.5%
その他1.8%
期間：2016年7月までの3ヶ月平均
対象：13歳以上の日本の全スマートフォンユーザー
出典：comScore MobiLens
というように、国内で月額の利用料金を減らすという方が多いことがわかります。
これは、MVNO（他社から無線通信インフラを借り受けて通信サービスを提供する業者）と呼ばれる業者が乱立したことからも理解できます。携帯の利用料金をさげるという総務省の思惑は成功したと言えるでしょう。
ところが、いざSIMフリーに替えようとすると、様々な問題が立ちはだかります。いろいろ試してみてわかってきたことをお知らせして行きます。
