海外「SIMフリー」スマホを使うとき気を付けることは通信のバンドが日本のバンドと一致しているか
海外「SIMフリー」スマホの通信規格を読むこと
これから「格安SIM」道を進む気持ちのかたはこれを読んでください
例を挙げて説明します
HUAWEI P20 lite
人気の HUAWEI P20 liteを例に挙げましょう。これも人気だったP10の後継機で、背面にライカのダブルレンズで一眼レフでとったような画像が写せるので、インスタ映えを気にするユーザーは気に入っている方が多いと思います。バッテリーも余裕の3000mwで、オクタコアです。
「HUAWEI P20 lite」通信機能スペック
通信機能のスペックは必ずみてください。抜き出したものを書き出します。
3G : Band 1/2/5/6/8/19
FDD-LTE : Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28
TDD-LTE : Band 41
GSM : 1.9GHz/1.8GHz/900MHz/850MHz
IEEE802.11a/b/g/n/ac (ここはWiFi規格)
Bluetooth® 4.2(ここはブルートウース規格)
VoLTEは
タイプD (NTTドコモ回線):非対応
タイプA (au回線):対応(日本国内において3G通信はご利用いただけません)
このように書いてあります。これを読み解いてみましょう。
海外SIMフリースマホは
もともと世界で使えるように設計してありますから、日本では使われていないバンドが入っています。海外SIMフリーの特徴でもあり、自分が使いたい国の電波が入っていれば便利なわけです。
が、国内で主に使う場合、受けられる電波の種類が多いほど有利なわけですから上の色を変えたバンドが日本と合致していて、赤がドコモの許可バンドなので、ドコモ系の格安SIMでは十分田舎でも使えますが、au系では3G回線は使えないことになります。その代り、音質の良いVoLTEで通信ができるということです。
FDD-LTEとTD-LTEの違い
ここでFDD-LTEとTD-LTEの違いについて簡単に説明します
FDD-LTE(Frequency Division Duplex Long Term Evolution)
これは現在の携帯キャリアが持つLTE回線で上り、下りの回線を車線を別けるように別々の帯域を使う回線、ドコモはこのFDD-LTEを使っています。
TD-LTE(Time Division Long Term Evolution)
上り下りを同じ帯域で処理する方式で、FDDに対して平均して電波を送るため、電波の渋滞を避けられる場合がある方式で、ソフトバンクではLTEにこの二つの方式を採用しています。さらに、UQ WiMAXがこれを使っています。
格安SIMを使いこなすには、SIMフリースマホの通信スペックを読まなければいけない理由がわかりましたか。
この、HUAWEI P20 liteはヤフオクでは即決価格で32000円ぐらいで、日本製品より安いので選択肢に入るかと思います。HUAWEIではさらに安いHUAWEI Y5 2017という機種もあります。これはデュアルSIM仕様で、海外では2Gと3Gや4Gと2枚ざしにして、電話SIMとデータSIMをさらにお得に使うことが多いようです。ヤフオクなどで調べてみてください。海外用携帯というところにSIMフリー携帯が集められています。
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