manateex2’s blog「格安SIM」活用などエコナセイカツの紹介」

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グローバルでエコな生活のため、海外でSIMフリー端末を使うには、バンドの確認、どんな性能の端末が海外に有利か

世界の携帯電話GSMのバンドと変調形式について。日本はPDC方式でガラパゴス化した。

世界のGSMのバンド分布のmapです。世界中で使っているのですが日本ではGSMは使っていません。mapの色を見るとわかるのですが、日本と韓国だけは空色になっています。GSMに対して日本では独自のPDC方式が採用されたのです。確かに性能は上だったのですが、これが日本の携帯のガラパゴス化の原因でもあったわけです。世界で使われていないので、海外からは参入できず、海外では売れない、いわゆる電波の変調方式の違いです。3Gになって、日本もW-CDMA規格で国際化したわけです。auだけはCDMA2000の規格を続けていたため、今後はLTE中心にせざるを得ない状態になりました。auは2022年にCDMA2000のサービス(CDMA 1X WIN)を定波する予定です。その代り、「auVOLTE」を使い4Gで展開することになります。しかし、いまだ世界ではGSMを使った電波が使われており、スマホにはGSMの電波も受信できるようになっています。 LTEはまだまだ先進国中心なので、特にアジアなどGSMの受信バンドは重要になります。 したがって、端末を選ぶときには、海外によくでかける方は、GSMのバンドも確認しておく必要があります。

日本のキャリアとバンドの一覧

格安SIMの活用は、海外でも使えることがメリットです。それでは4G、LTEではどうでしょうか。日本とアメリカ、タイ、フランスを比較してみましょう。 まずは日本のバンドが基本となりますのでまとめます。これと、各国のバンドを比較すればよいのです。

Operater B1 (2G) B3 (1.7G) B8 (900M) B11 (1.5G) B18 (800M) B19 (800M) B21 (1.5G) B28 (700M) B41 (2.5G)
docomo        
au        
SoftBank      

 

例えばアメリカに旅行に行く場合

LTEでは日本のバンドとの類似のバンドが少ないのがわかります。そうすると、日本のバンドに加えアメリカのバンドを持っている機種を持っていかなければなりません。もちろん3Gの電波もありますので、3Gのバンド1は日本でも使っていますので可能ですが、なるべく、アメリカのバンドが入ったSIMフリー端末を持っていくのがいいです。 例えば前にも書きましたが、お勧めのフランスwikoのg08の通信機能のスペックを見てみると 3G : Band 1/2/5/6/8/19 FDD-LTE : Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28 TDD-LTE : Band 41 GSM : 1.9GHz/1.8GHz/900MHz/850MHz(これがあると、まだ、LTEが普及していない国でも使える) となっていて、この端末だと、LTEは「AT&T」と「Sprint」で使えます。その他3G、でB2,B5も使えますので、アメリカでも使用可能になります。

Operater B2 B4 B5 B12 B13 B17 B25 B26 B30 B41
AT&T        
T-Mobile              
Verizon              
Sprint              
US Cellular                  
タイに旅行に行く場合、LTEはまだ少ない

タイは、B1、B3、B8どれも日本のバンドと同じなので、SIMフリーであれば問題なく使えるのがわかります。タイはいいですね。私もいつも持っていきますが、どこの島に行っても通じるところがとても便利です。ビーチでゆっくり情報検索にはもってこいです。

 

ocnモバイルone ocnモバイルone

Operater B1 B3 B8
AIS
DTAC  
TrueMove

まだ、3G W-CDMA、2Gも残っています。他のアジアもLTE全盛にはまだかかりそうです。

フランス、パリに旅行に行く場合で考えてみましょう

パリは日本のバンドとほとんど同じなので、使いやすいです。先ほど紹介したフランス、wikoのg08はほとんどのバンドが使えるのでとても良いと思います。

Operater B1 B3 B7 B8 B20 B28 B32 B38 B40
Bouygues        
Free            
Orange          
SFR          

このように、格安、SIMフリースマホを選ぶときには、自分が良くいく国のバンドを調べて、日本と両方で使えるバンド構成のスマホを選ぶことが重要です。

このバンドに関しては、アップルのアイフォンは多いです。

iPhone 6を見てみると

LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、13、17、18、19、20、25、26、28、29)はほとんどすべてのバンドに対応していることがわかります。アップル、アイフォンの戦略は、通信性能に力を入れて世界中どこでも使える受信バンドスペックにしています。どこの国でも使えるというのは世界どこでも売れるということです。 ただし、アイフォンはSDカードが使えません。内蔵のメモリーが小さい16Gなどのものを選んでしまうと、写真などたくさんためている人は、メモリー不足に陥ります。メモリーの大きいアイフォンは高いです、こまめに、自宅のPCにダウンロードしておかなくてはなりません。 また、DSDS(デュアルシム、デュアルスタンバイ)として使えません。アンドロイドには、DSDSが普通になってきたのに、外部のSDやSIMを嫌うアイフォンは「e-sim」で対応しようとしていますが。simをキャリアが書き換えるような仕組みはどうでしょう。格安SIMには簡単に動けなくなると考えます。また海外で気楽に現地SIMで使うには入れ替えなくてはなりません。

海外によくいく人が選ぶ端末で絶対にほしい機能は

自分のよくいく国のバンドが受信可能、GSMがそろっている DSDS(スロットが3つ、SIM1、SIM2、SD)で、そのスロットに、日本の格安SIM、現地SIMを入れておく 050電話アプリをインストールしておくこことです。 これにより、現地からホテルのWiFiなどからでも日本に電話をかけることができます

フランス wiko g08はコスパがいい端末

海外に持っていく予備のコスパのいい端末はフランス、wikoのg08でした。この会社はさすがフランスの会社だけ合って、革命的な会社です。理念がすごいです。 海外用は予備として準備しますので、コスパの良いものを選びますが、注意しなくてはならないのが、SIMが3種入ると書いてありながら、「排他」のものです。SIM2とSDはどちらかというものがあります。これではSDカードはメモリーとして入れておかなければならないのに、現地SIMと入れ替えなくてはならず、3種使えるとしながら、2種しか同時に使えないことになってしまいます。 コスパの良さでは、「HUAWEI novalite3」 や 「P20lite」がそうです。他の性能はいいのですが、「排他利用」ということで、考えてしまいます。アイホンのようにもともと、内部メモリーが128Gとかのものであればいいですが、アンドロイドではSDを外すという選択は考えられません。それでも、DSDS機能は使いたいのです。 これをクリアしたのはフランスWikoのg08でしたが、「OCNモバイルONE」ではすべて完売で終了ということで、wikoJapanに問い合せてみたところ、OCNさんと契約したものはすべて完売ということでした。私は購入できたので良かったですが。

 

ocnモバイルone

amazonで残っているだけ、海外SIMも日本で調達

あとは、amazonで残っているものだけです。これは残念です。良いものなのでwikoさんに頑張ってまた販売してほしいと思います。これも1月には17500円ぐらいのものがあったのですが、すぐに売れてしまいました。いま売っているのはこれです。 OCNから購入ではないので、端末だけの購入とすれば、6か月の縛りがない分で考えると、このくらいの価格になると思います。何でもそうですが、迷っているとすぐなくなります。 ところで、いまは海外で使える現地SIMも日本で手に入ります。amazonで買ってDSDSに入れて現地につけば、飛行機が空港に着いた時から、エージェントに電話できます。